コネクトーム情報学

差分

このページの2つのバージョン間の差分を表示します。

この比較画面にリンクする

両方とも前のリビジョン 前のリビジョン
次のリビジョン
前のリビジョン
次のリビジョン 両方とも次のリビジョン
コネクトーム情報学 [2018/02/09 17:44]
connectome
コネクトーム情報学 [2018/02/09 17:50]
connectome
行 7: 行 7:
  私たちは、脳全体に学んだアーキテクチャによる汎用人工知能(AGI)の実現を目指して研究活動を行っています。 これまで脳の様々な領野に相当するモデルが研究されてきましたが、これらの各モデルをどのように結び付けるかが必要になってきています。そのため神経回路の地図であるコネクトームによりモデルの結合を実現するために研究を行っており、様々な神経科学知見に対してメソスケールのコネクトームレベルで整合性を持つ「全脳コネクトーム・アーキテクチャー(WBCA)」を構築・整備しています。AGIを複数の機械学習モジュールの結合には多くの組合せが考えられますが、脳を参考にすることでモジュールの組合せに制約を課し、効率的な開発ができると考えています。この脳を参考にした制約は、「全脳コネクトーム・アーキテクチャ」によって明確にされるものです。  私たちは、脳全体に学んだアーキテクチャによる汎用人工知能(AGI)の実現を目指して研究活動を行っています。 これまで脳の様々な領野に相当するモデルが研究されてきましたが、これらの各モデルをどのように結び付けるかが必要になってきています。そのため神経回路の地図であるコネクトームによりモデルの結合を実現するために研究を行っており、様々な神経科学知見に対してメソスケールのコネクトームレベルで整合性を持つ「全脳コネクトーム・アーキテクチャー(WBCA)」を構築・整備しています。AGIを複数の機械学習モジュールの結合には多くの組合せが考えられますが、脳を参考にすることでモジュールの組合せに制約を課し、効率的な開発ができると考えています。この脳を参考にした制約は、「全脳コネクトーム・アーキテクチャ」によって明確にされるものです。
    
- + {{:connectome_infomatics.png?600|}}
    
 図:コネクトーム情報学で得られた知見に基づき、脳型アーキテクチャを構築・整備 図:コネクトーム情報学で得られた知見に基づき、脳型アーキテクチャを構築・整備
行 14: 行 14:
      
 参考文献 参考文献
-1.      水谷治央, 上野道彦, 荒川直哉, 山川宏. “コネクトームを基盤とした全脳アーキテクチャの開発”. 第31回人工知能学会全国大会, 2017. +  - 水谷治央, 上野道彦, 荒川直哉, 山川宏. “コネクトームを基盤とした全脳アーキテクチャの開発”. 第31回人工知能学会全国大会, 2017. 
-2.      Haruo Mizutani, Michihiko Ueno, Naoya Arakawa and Hiroshi Yamakawa. “Whole brain connectomic architecture to develop general artificial intelligence”, BICA 2017.+  Haruo Mizutani, Michihiko Ueno, Naoya Arakawa and Hiroshi Yamakawa. “Whole brain connectomic architecture to develop general artificial intelligence”, BICA 2017.
    
 連絡先: 連絡先:
  • コネクトーム情報学.txt
  • 最終更新: 2018/02/10 10:05
  • by ymkw