全脳アーキテクチャ・アプローチ

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全脳アーキテクチャ・アプローチ [2015/10/04 09:25]
ymkw
全脳アーキテクチャ・アプローチ [2015/10/08 20:27]
n.arakawa
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-====== 全脳アーキテクチャ(WBA)・アプローチ ======+====== 全脳アーキテクチャ・アプローチ ====== 
 +全脳アーキテクチャ・アプローチは、以下のミッション・ステートメントを掲げる研究アプローチです。
  
-全脳アーキテクチャ・アプローチは,ミッション・ステートメントとして以下を掲げる研究アプローチ.+<WRAP center round tip 90%> 
 +<poem> 
 +ミッション・ステートメント
  
-<WRAP center round tip 90%> +  ** 脳全体のアーキテクチャに学び人間のような汎用人工知能を創る工学) ** 
-脳全体のアーキテクチャに学び人間のような汎用人工知能を創る(工学)”+</poem>
 </WRAP> </WRAP>
  
- ※ [[全脳アーキテクチャ]]という概念の一部 +全脳アーキテクチャ・アプローチでは、[[全脳アーキテクチャ中心仮説]]にって全体の仕組みび、機械学習を組み合わせ[[認知アーキテクチャ]]を構築します。
- +
-構築たっては,複数の器官の仕組みからんで作成した機械学習を組み合わせて作られる[[認知アーキテクチャ]]をします。個々の脳器官や部分的な神経回路だけをモデル化するのではなく、それらを組み合わせた脳全体の機能をモデル化することになるため「全脳」アーキテクチャと呼ばれます。 +
- +
-現在のミッション・ステートメントは,2015年8月12日の第15回 WBAP研究打ち合わせ(第4回WBAI運営委員会)において合意されたもので,WBAPおよびWBAIにおいて支持されています. +
- +
-それ以前のミッション・ステートメントは,「 脳全体のアーキテクチャに学び人間並みの汎用人工知能を創る(工学)」であり,2015年2月6日の第10回WBAP全体会で合意されたものである. +
- +
-このWBAアプローチは,汎用人工知能を工学的に構築するために脳を参考として用いるものであり,脳の理解を目指す神経科学もしくは計算論的神経科学研究とは一線を画する.+
  
-こうしたことからWBAアプロ,脳における比較的荒粒度仕組み(主に神経回路レベル)から計算機能を参考にしうとしている点において,主に医療応用などを目指しより詳細なモデル化(神経細胞仕組み以上に詳細まで立ち入る)モデル化を行う全脳エュレーション/全脳シミュレショ研究と異なる.ただし,WBAプローチにおいても,研究進展に応じて必要がれば,よ詳細レベルでモデル化を行う場合もありえる.+=== ミッション・ステトメントの遷移 === 
 +現在のミッション・ステートメント、2015年8月12日の第15回[[WBAP]]研究打ち合わせ(第4回WBAI運営委員会)において合意されたもで、WBAPおびWBAIにおいて支持されいます。それ以前のミション・ステトメトは「脳全体のアーキテク学び人間並みの汎用人工知能を創る(工学)」であり、2015年2月6日第10回WBAP全体会で意されたのです。\\
  
 +=== 既存研究との違い ===
 +このWBAアプローチは、汎用人工知能を工学的に構築するために脳を参考として用いるものであり、脳の理解を目指す[[神経科学]]もしくは[[計算論的神経科学]]研究とは一線を画するものです。\\
 +また、WBAアプローチは、脳における比較的荒い粒度の仕組み(主に神経回路レベル)から計算機能を参考にしようとしている点において、主に医療応用などを目指してより詳細なモデル化を行う[[全脳エミュレーション]]/[[全脳シミュレーション]]研究と異なります。
 +\\
 +\\
 +⇒ [[WBAの研究開発]]
  • 全脳アーキテクチャ・アプローチ.txt
  • 最終更新: 2022/05/03 16:18
  • by n.arakawa