脳のリバースエンジニアリング

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脳のリバースエンジニアリング [2015/10/03 18:59]
admin
脳のリバースエンジニアリング [2015/10/11 11:21]
t.sato
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-====== 脳のリバースエンジニアリング ====== +====== 全脳アーキテクチャは脳のリバースエンジニアリングに基づくものですか? ====== 
-??? 全脳アーキテクチャの解明というのは,脳がリバースエンジニアリングによって解明された後,それをモジュールとして構成して行われるものですか? それとも脳の解明とは別のベクトルで解明されようとしているのでしょうか?(Facebookグループより・2015-09-30)+??? 全脳アーキテクチャの解明というのは,脳がリバースエンジニアリングによって解明された後,それをモジュールとして構成して行われるものですか? それとも脳の解明とは別のベクトルで解明されようとしているのでしょうか? 
 +<wrap lo>(Facebookグループより・2015-09-30)</wrap>
  
 !!! 山川さんと私とでは研究の力点の置き方が違いますが、方向性は大筋では同じだと思っています。 !!! 山川さんと私とでは研究の力点の置き方が違いますが、方向性は大筋では同じだと思っています。
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 代用技術の方が生体の脳より高い性能がでる場合もあるでしょう。 代用技術の方が生体の脳より高い性能がでる場合もあるでしょう。
 ともかく、いろいろやってみるしかありません。 ともかく、いろいろやってみるしかありません。
-**(一杉・2015-10-01)**+ 
 +<wrap lo>([[一杉裕志]]・2015-10-01)</wrap>
  
 !!! 我々の,WBAアプローチとして,こちらのページ( http://wba-initiative.org/wba/ )にありますように「脳全体のアーキテクチャに学び人間のような汎用人工知能を創る(工学)」というミッション・ステートメントところまではメンバ全体で合意がとれています(このステートメントはNPO法人WBAIでも継承されています). !!! 我々の,WBAアプローチとして,こちらのページ( http://wba-initiative.org/wba/ )にありますように「脳全体のアーキテクチャに学び人間のような汎用人工知能を創る(工学)」というミッション・ステートメントところまではメンバ全体で合意がとれています(このステートメントはNPO法人WBAIでも継承されています).
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 の両面があります.この点は初回のWBA勉強会(http://www.sig-agi.org/wba/1)内の私の資料においては, の両面があります.この点は初回のWBA勉強会(http://www.sig-agi.org/wba/1)内の私の資料においては,
  
-  - 脳から要素を学ぶというTgNCの考え方と,+  - 脳から要素を学ぶという[[理論に基づくニューロコンピューティング|TgNC]]の考え方と,
   - 狭い意味で統合する意味でのWBAとの対比   - 狭い意味で統合する意味でのWBAとの対比
  
 として示されていますし,2014年のWBAプロジェクト内の議論でも二つの流れが示されていました. として示されていますし,2014年のWBAプロジェクト内の議論でも二つの流れが示されていました.
  
-最近設立されたNPO法人WBAIは公益性を持つ組織であることから,WBAアプローチを踏襲しつつ,エンジニアを中心としたコミュニティにおいて分散的かつオープンに開発をおこなうことを目指しています. +最近設立された[[wbai|NPO法人WBAI]]は公益性を持つ組織であることから,WBAアプローチを踏襲しつつ,エンジニアを中心としたコミュニティにおいて分散的かつオープンに開発をおこなうことを目指しています. 
 結果として1)の規模が大きくなると思いますが,どこかで統合する部分2)をおこなわないといけないので,それはWBAIというNPOを法人が主導しようとしています. 結果として1)の規模が大きくなると思いますが,どこかで統合する部分2)をおこなわないといけないので,それはWBAIというNPOを法人が主導しようとしています.
  
 {{ :12065792_908921222520319_8215600982814069876_n.jpg?direct&600 |}} {{ :12065792_908921222520319_8215600982814069876_n.jpg?direct&600 |}}
  
-しかしならWBAアプローチそのものは,必ずしもコミュニティによる開発を志向することを限定していません. +しかしな[[全脳アーキテクチャ・アプローチ|WBAアプローチ]]そのものは,必ずしもコミュニティによる開発を志向することを限定していません. 
-**(山川・2015-10-02)**+ 
 +<wrap lo>([[山川宏]]・2015-10-02)</wrap>
  • 脳のリバースエンジニアリング.txt
  • 最終更新: 2015/12/03 10:13
  • by kawamura