脳のリバースエンジニアリング

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脳のリバースエンジニアリング [2015/10/11 11:21]
t.sato
脳のリバースエンジニアリング [2015/12/03 10:13]
kawamura
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 ====== 全脳アーキテクチャは脳のリバースエンジニアリングに基づくものですか? ====== ====== 全脳アーキテクチャは脳のリバースエンジニアリングに基づくものですか? ======
-??? 全脳アーキテクチャの解明というのは脳がリバースエンジニアリングによって解明された後それをモジュールとして構成して行われるものですか? それとも脳の解明とは別のベクトルで解明されようとしているのでしょうか?+??? 全脳アーキテクチャの解明というのは脳がリバースエンジニアリングによって解明された後それをモジュールとして構成して行われるものですか? それとも脳の解明とは別のベクトルで解明されようとしているのでしょうか?
 <wrap lo>(Facebookグループより・2015-09-30)</wrap> <wrap lo>(Facebookグループより・2015-09-30)</wrap>
  
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 <wrap lo>([[一杉裕志]]・2015-10-01)</wrap> <wrap lo>([[一杉裕志]]・2015-10-01)</wrap>
  
-!!! 我々のWBAアプローチとしてこちらのページ( http://wba-initiative.org/wba/ )にありますように「脳全体のアーキテクチャに学び人間のような汎用人工知能を創る(工学)」というミッション・ステートメントところまではメンバ全体で合意がとれています(このステートメントはNPO法人WBAIでも継承されています) +!!! 我々のWBA アプローチとしてこちらのページ(http://wba-initiative.org/wba/)にありますように「脳全体のアーキテクチャに学び人間のような汎用人工知能を創る工学」というミッション・ステートメントところまではメンバ全体で合意がとれています(このステートメントは NPO 法人 WBAI でも継承されています) 
-一方でより詳細については一杉さんのおっしゃるように少しずつ研究者毎の考え方や力点の置き方の違いが有りますがそれは研究という営みにおいては自然なことかと思っています+一方でより詳細については一杉さんのおっしゃるように少しずつ研究者毎の考え方や力点の置き方の違いが有りますがそれは研究という営みにおいては自然なことかと思っています
  
-研究の広がりの一側面として+研究の広がりの一側面として
  
-  - 適宜脳に学びながら必要な機械学習モジュールを作っていく流れと+  - 適宜脳に学びながら必要な機械学習モジュールを作っていく流れと
   - それらのモジュールを組合せる認知アーキテクチャとして構築すること   - それらのモジュールを組合せる認知アーキテクチャとして構築すること
  
-の両面がありますこの点は初回のWBA勉強会(http://www.sig-agi.org/wba/1)内の私の資料においては+の両面がありますこの点は初回の WBA 勉強会(http://www.sig-agi.org/wba/1)内の私の資料においては
  
-  - 脳から要素を学ぶという[[理論に基づくニューロコンピューティング|TgNC]]の考え方と +  - 脳から要素を学ぶという [[理論に基づくニューロコンピューティング|TgNC]] の考え方と 
-  - 狭い意味で統合する意味でのWBAとの対比+  - 狭い意味で統合する意味での WBA との対比
  
-として示されていますし2014年のWBAプロジェクト内の議論でも二つの流れが示されていました.+として示されていますし2014年の WBA プロジェクト内の議論でも二つの流れが示されていました.
  
-最近設立された[[wbai|NPO法人WBAI]]は公益性を持つ組織であることからWBAアプローチを踏襲しつつエンジニアを中心としたコミュニティにおいて分散的かつオープンに開発をおこなうことを目指しています.  +最近設立された [[wbai|NPO法人WBAI]] は公益性を持つ組織であることからWBA アプローチを踏襲しつつエンジニアを中心としたコミュニティにおいて分散的かつオープンに開発をおこなうことを目指しています 
-結果として1)の規模が大きくなると思いますがどこかで統合する部分2)をおこなわないといけないのでそれはWBAIというNPO法人が主導しようとしています+結果として 1. の規模が大きくなると思いますがどこかで統合する部分 2. をおこなわないといけないのでそれは WBAI という NPO 法人が主導しようとしています
  
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-しかしながら[[全脳アーキテクチャ・アプローチ|WBAアプローチ]]そのものは必ずしもコミュニティによる開発を志向することを限定していません+しかしながら [[全脳アーキテクチャ・アプローチ|WBAアプローチ]]そのものは必ずしもコミュニティによる開発を志向することを限定していません
  
 <wrap lo>([[山川宏]]・2015-10-02)</wrap> <wrap lo>([[山川宏]]・2015-10-02)</wrap>
  • 脳のリバースエンジニアリング.txt
  • 最終更新: 2015/12/03 10:13
  • by kawamura