脳全体のモジュール構成情報

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脳全体のモジュール構成情報

WBAアプローチにおいては,認知アーキテクチャは,基本的には脳全体のモジュール構成情報である. ここで各モジュールには何らかの機械学習器が対応付けうることを仮定している.

この情報によりモジュールの共有/流通・組み換えが可能になることにより,コミュニティによるWBA開発が加速される.

さらに,このモジュール構成情報がモジュールの階層性を持てば,モジュール開発者は様々な粒度での開発が可能でありつつ,それをWBAシステムに統合できる.( BriCA言語ではモジュール階層性をサポートする予定. )

脳全体のモジュール構成情報の情報源としては,様々な動物種における脳全体のメゾスコピックな接続(コネクトーム・データ等)が想定されている. よって,コネクトーム・データをBriCA言語上で表現することは一つの課題である.

全脳アーキテクチャ・アプローチのミッション・ステートメントの前半における「脳全体のアーキテクチャに学び〜」の部分を実現するために,コネクトーム情報などの神経科学知見を脳型汎用人工知能に導入するために必要となる.

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  • 最終更新: 2015/10/04 23:01
  • by ymkw