グルタミン酸,GABA といった伝達物質に加えて,ドーパミン,セロトニン,ノルアドレナリン,アセチルコリン,などの神経修飾物質が知られています。 銅谷は神経修飾物質が学習のメタパラメータの制御に関与するという仮説を提案しています。 これによれば,
となります。脳内の神経修飾物質と強化学習で用いられるパラメータの対応関係を示唆した興味深い仮説です。
K. Doya, Metalearning and neuromodulateion, Neural Networks, Vol. 15, pp.495-506, 2002.