理論に基づくニューロコンピューティング (Theory Guided Neuro Computing: TgNC) は、既存の AI で未解決な要素的な計算理論(認知機能)を神経科学知見からヒントを得て解決しようとする研究アプローチである。
なお多くの場合に、このアプローチは脳全体に関わるものではないが、脳全体のモジュール構成情報をある意味で要素的な技術的課題とみなすなら、それをも理論に基づくニューロコンピューティングに含めるという見方もある。
全く新しいアイデアもありえるが、そうでなくても個別モジュール/組合せ方(カリキュラム学習)のヒント、少なくともパラメータの組み合せなどのヒントが得られることで、研究開発が加速する。
多くの場合に、必要に応じて脳器官モジュールの研究開発に利用される。