bricaプロジェクト
差分
このページの2つのバージョン間の差分を表示します。
両方とも前のリビジョン前のリビジョン次のリビジョン | 前のリビジョン | ||
bricaプロジェクト [2022/05/03 13:49] – [BriCA プロジェクト] n.arakawa | bricaプロジェクト [2022/10/12 14:41] (現在) – [BriCA プラットフォーム] n.arakawa | ||
---|---|---|---|
行 5: | 行 5: | ||
===== BriCA プラットフォーム ===== | ===== BriCA プラットフォーム ===== | ||
- | BriCA プラットフォームを構成する主なソフトウェアとして以下があります。 | + | BriCA プラットフォームは、主な構成要素として以下の2つを持ちます: |
- | * 言語([[BriCA言語]]):脳全体を参考にして認知アーキテクチャの枠組みを与えるための言語 | + | * [[BriCAコア]]:[[全脳アーキテクチャ中心仮説]] |
- | * コア([[BriCAコア]]):BriCA の実行環境 | + | * [[BriCA言語]]:アーキテクチャを記述する言語 |
- | 詳細は以下のページを参照ください:\\ | + | |
- | 👉**[[BriCA プラットフォームの使い方]]** | + | 脳型の[[認知アーキテクチャ]]開発のために作られたため、以下の点で[[全脳アーキテクチャ]]の実装に適したものとなっています。 |
+ | * 脳内の分散表現を模した数値ベクトル表現 | ||
+ | * 脳内の信号伝達を模したメッセージパッシング | ||
+ | * 脳領域の階層性などアーキテクチャの適切な構造表現が可能 | ||
+ | * 脳と同様に領域間で逆誤差伝播を行わない。 | ||
+ | |||
+ | また、軽量でスケーラブル、マルチプラットフォームという特長があり、OpenAI Gym(エージェント環境)をサポートするとともに、複数の機械学習フレームワークを混合して用いることもできます。\\ | ||
+ | BriCAで記述したコンポーネント(モジュール)は再利用されることが期待されます。 | ||
+ | |||
+ | [[BriCA言語]]では、記述したアーキテクチャをBriCAコアの実装に変換するインタプリタを提供しています。\\ | ||
+ | また、スプレッドシートで記述したアーキテクチャ(仕様書)をBriCA言語に変換するユーティリティも提供しています。 | ||
+ | |||
+ | 詳細は以下のページを参照ください:**[[BriCA プラットフォームの使い方]]**([[https:// | ||
===== これまでの開発状況 ===== | ===== これまでの開発状況 ===== | ||
行 19: | 行 31: | ||
==== V1 開発(2015年3月〜) ==== | ==== V1 開発(2015年3月〜) ==== | ||
- | 現在運用・保守中のバージョンです。\\ | + | 現在運用・保守中のバージョンです(Pure Python実装)。\\ |
[[BriCAコア]]を参照ください。 | [[BriCAコア]]を参照ください。 | ||
bricaプロジェクト.1651553395.txt.gz · 最終更新: 2022/05/03 13:49 by n.arakawa