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brica言語

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brica言語 [2015/10/08 02:43] – [BriCA言語の意義] t.satobrica言語 [2022/04/26 16:38] (現在) n.arakawa
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 ====== BriCA言語 ====== ====== BriCA言語 ======
-[[BriCAプロジェクト]]において開発されている、複数のモジュールからなる[[認知アーキテクチャ]]の枠組みとしての[[モジュール構成情報]]を統一的に記述するためのDSL(domain-specific language:ドメイン特化言語)です。+[[BriCAプロジェクト]]において開発されている、複数のモジュールからなる[[認知アーキテクチャ]]の枠組みとしての[[モジュール構成情報]]を統一的に記述するためのDSL(Domain Specific Language:ドメイン特化言語、[[https://ja.wikipedia.org/wiki/アーキテクチャ記述言語|アーキテクチャ記述言語]]の一種でもあります。
  
-===== BriCA言語の意義 ===== +==== BriCA言語の意義 ==== 
-BriCA言語は、[[コミュニティによるWBA開発|コミュニティによる認知アーキテクチャ開発]]を促進できます。+BriCA言語は、[[コミュニティによるWBA開発|コミュニティによる認知アーキテクチャ開発]]を促進することができます。
 それはなぜでしょうか。 それはなぜでしょうか。
  
-1) 汎用人工知能を実現する、大規模な認知アーキテクチャを機械学習等のモジュール組合せとして実現するには、その開発を加速するために開発者コミュニティによる分散共同開発が有効です。+  - 汎用人工知能を実現する、大規模な認知アーキテクチャを機械学習等のモジュール組合せとして実現するには、その開発を加速するために開発者コミュニティによる分散共同開発が有効です。 
 +  - 分散共同開発が機能するためには、個別に開発された機械学習モジュールを円滑に共有・流通・組み換え・再利用・置換など実現するために、モジュール間の接続インタフェースの情報を共通化し共有する仕組みが必須です。 
 +  - その仕組みとして、下記のような条件を満たす仕様を備えたDSLが有効となります。 
 +    * 特定の計算機環境(計算機言語、OSなど)に依存しない。 
 +    * 機械学習をモジュールとみなしううる粒度において、モジュール間のインタフェースを記述できる。 
 +  - これを記述するDSLとして、BriCA言語は以下のような仕様をもちます。 
 +    * モジュール群とそれらが持つポート、およびそれらの間の接続の情報を含みます。 
 +    * モジュールの包含関係の階層性の情報を含みます。(モジュール階層性) 
 +  - したがって、BriCA言語による記述は[[モジュール構成情報]]を持つことができます。
  
-2) 分散共同開発が機能するためには、個別に開発された機械学習モジュルを円滑共有・流通・組み換え・再利用・置換など実現すために、モジュル間接続インタフェースの情報を共通化し共する仕組みが必須です。+=== WBAアプロおけキテクチャ記述言語の有用性 ===
  
-3) その仕組として,下記のような条件を満たす仕様を備えたDSL有効となります。 +一般的にみる、[[https://ja.wikipedia.org/wiki/アーキテクチャ記述言語|アーキテクチャ記述言語]](ADL)は必ずも広まっおらず、次のような短所挙げられています(Wikipedia 2015-10-13引用)。
-  * 特定の計算機環境計算機言語、OSなどに依存しない。 +
-  * 機械学習をモジュールとみなしううる多段の粒度において、モジュール間のインタフェースを記述できる+
  
-4) これを記述するDSLとして、BriCA以下の様仕様をちます+  -  UMLのような汎用的なもの以外に国際的な標準規格がない。 
 +  -  現状のADLの構文解析は複雑であり、商用ツールで対応していない。 
 +  -  今のところ研究レベルに留まっており商業的に広く使われるに至っていい。 
 +  -  特定の分析に特化して最適化しているのがほとんどである。 
  
-モジュル群とそれらが持つポト、およびそれら接続情報含みます。+一方、全脳アキテクチャ・アプロチ固有事情に基づくアーキテクチャ記述言語有用性については次ような事由挙げることができます。
  
-5) 結果とて、BriCA言語による記述は[[モジュール構成情報]]を持つことができます。 +  * 脳型制約が存在なおかつその記述はモジュール内の開発者と異なるアーキテクトによって[[モジュール構成情報]]として記述される。\\ この分業化を促進するために言語必要ある。 
-脳全体のモジュール構成情報は脳全体いてのモジュール構成情報となす。+  * 一般ソフトウェア開発はモジュールを必要に応じて追加することがしばしば行われるがWBAの開発いては脳器官として意味づけられたモジュールを「置換」するという操作が頻繁に行われる。\\ こ操作を行うためには統一的に記述された[[モジュール構成情報]]の存在が必須であ、それを記述る言語が必要である
  
 +==== BriCA言語の仕様 ====
 +[[https://goo.gl/35ipbk|BriCA Language Specification]] に詳しく書かれています。
 +==== BriCA言語インタプリタ ====
 +[[https://ggle.io/4wXB|JSON形式のBriCA言語]]を取り込み、BriCAプログラムを生成して実行するプログラムです。\\
 +コードは[[https://github.com/wbap/BriCAL|こちら]]にあります。
  
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-仕様:[[https://goo.gl/35ipbk|BriCA Language Specification]] 
brica言語.1444239812.txt.gz · 最終更新: 2015/10/08 02:43 by t.sato