BriCA (Brain-inspired Computing Architecture) プロジェクトは、WBAI 周辺において進められている脳全体統合環境の開発活動の一つであり、コミュニティによるWBA開発を目指しています。
ここで開発されているソフトウェア(脳型計算アーキテクチャ開発プラットフォーム)が BriCA プラットフォームと呼ばれるものです。
BriCA プラットフォームは、主な構成要素として以下の2つを持ちます:
脳型の認知アーキテクチャ開発のために作られたため、以下の点で全脳アーキテクチャの実装に適したものとなっています。
また、軽量でスケーラブル、マルチプラットフォームという特長があり、OpenAI Gym(エージェント環境)をサポートするとともに、複数の機械学習フレームワークを混合して用いることもできます。
BriCAで記述したコンポーネント(モジュール)は再利用されることが期待されます。
BriCA言語では、記述したアーキテクチャをBriCAコアの実装に変換するインタプリタを提供しています。
また、スプレッドシートで記述したアーキテクチャ(仕様書)をBriCA言語に変換するユーティリティも提供しています。
詳細は以下のページを参照ください:BriCA プラットフォームの使い方(説明会スライド)
BriCA プロジェクトは理研BDRバイオコンピューティング研究チームの主導により2014年の夏頃から開始されました。
2022年のはじめに実利用に関してプラットフォームの周辺ソフトウェアが整備されました。
BriCA コアの Java 実装(プロトタイピング)を行いました。
現在運用・保守中のバージョンです(Pure Python実装)。
BriCAコアを参照ください。
最新版(pip)です。2018年のハッカソンで用いられましたが、まだ文書化されていません。