「私とWBAI」Future of Life Institute, Eric Gastfriend

私は「Future of Life Institute(FLI)」で日本関連のボランティアをしております、ガストフレンド・エリックと申します。FLIのミッションは、新しい技術と現代の挑戦について考え、人類にとって安全な未来をもたらす研究や行動を実践することです。この役割で、WBAIと協力する機会を頂きましたので、私とWBAIとの出会いと関わりについてお話しさせていただきます。

私はアメリカ人ですが、小さい時から日本のゲームやアニメに興味があったので、日本語を勉強するきっかけがありました。慶應義塾大学で一学期留学する間にサークル活動に加わったり、徹夜でカラオケをしたり、早慶戦を見に行ったりすごく日本を楽しみました。日本語がまだ上手じゃありませんが、WBAIとの協力は日本語を練習する機会にもなりました。

私がFLIでボランティアをすることにした理由は、「効果的利他主義(Effective Altruism)」という社会活動に参加しているからです。効果的利他主義とは、確かな証拠と論理に基づき世界の向上の最大化を目指す、という考え方です。世界にとって良い効果を最大化したいなら、最も大切な問題と向き合わなければなりません。人工知能より広くて大きな効果をもたらすものはないでしょう。

私は友人の水谷治央さんに、山川宏さんとWBAIを紹介していただきました。今一緒に実り多いパートナシップを作っています。FLIは人工知能の社会的な効果についていろいろな問題を研究しています。例えば、人工知能の利点とリスク人工知能の安全性。WBAIからは日本の人工知能コミュニティにこの研究を広げる援助をしていただいています。このパートナシップで、重要な文書(例えばアシロマの人工知能原則)を日本語に翻訳したり、人工知能の社会的影響の意識を促したり、日本の人工知能研究の進歩に関するニュースを欧米に伝えたりしています。

これは私にとってエキサイティングで楽しい仕事です。私はWBAIと一緒に働くことを楽しみにしております。これからもよろしくお願いいたします。