NPO法人全脳アーキテクチャ・イニシアティブでは、脳型汎用人工知能としてのシステムの評価を行なうための基本的な方針として以下のGPS基準を採用しています。この基準は2018年10月に実施された第4回全脳アーキテクチャハッカソンから正式に採用されています。
GPS基準
評価観点 | 概要 | 評価方法 |
Functionally General | 統合された同一のシステムで、さまざまなタスクを解決できる汎用性をもつことを評価する | 想定するタスク集合のうちで、より多くのタスクが実行されているかを評価する |
Biologically Plausible | 脳に似た生物学的に妥当なメカニズムを評価する | 用意したサンプルコードや設計情報が用いられているかを評価。それ以上に生物的なら加点する |
Computationally Simple | 再利用性の高いメカニズムで実現されていることを評価する | 評価対象の複数のタスクが、より少数の処理単位により実装される |