2016年度(第2期)活動報告

当NPO法人全脳アーキテクチャ・イニシアティブは、「人類と調和する人工知能のある世界」というビジョンを実現するために、「全脳アーキテクチャのオープンな開発を促進する」というミッションを掲げた活動を繰り広げてきています。ここで全脳アーキテクチャとは「脳全体のアーキテクチャに学び人間のような汎用人工知能を創る(工学)」です。

人工知能技術全般の技術進展に後押しされる形で、作年は汎用人工知能の実現にむけた技術開発も世界的に見て現実的なものへと変わりつつあります。こうした中で私たちはNPOという立場から、汎用人工知能がより多くの人々のもとなり、そこから得られる恵みが広く行き渡るよう、脳に学んだ汎用人工知能をつくりながら、その技術を多くの人々に広めてゆく方向へと進んできています。

特に、汎用人工知能の社会への影響の大きさを踏まえれば「公益組織として社会的影響を考慮しつつ、同時に技術開発を行う」という組織の役割は今後共大きくなると考えられます。そうした立場を前提として情報発信を行うべきであると考えます。特に当NPO法人に関連の深い、企業・投資家・政策立案者の皆さんとのコミュニケーションをも深めて行きたいと思っております。当NPO法人の活動は、多くの方々のご協力、ご支援によって成り立っています。今までのご支援に感謝するとともに、今後ともどもご支援いただけることを願っております。

より詳しい情報につきましては、下記の関連資料をご覧下さい。

  1. 全脳アーキテクチャ・イニシアティブ 2016年度アニュアルレポート
  2. 全脳アーキテクチャ・イニシアティブ 2016年度活動計算書
  3. 全脳アーキテクチャ・イニシアティブ 2016年度貸借対照表
  4. 全脳アーキテクチャ・イニシアティブ 2016年度財産目録
  • 財務諸表の作成はNPO法人会計基準(2010年7月20日/ 2011年11月20日一部改正NPO法人会計基準協議会)によっています。
  • 消費税等の会計処理は税込経理方式によっています。