全脳参照アーキテクチャ
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全脳参照アーキテクチャ(WBRA: Whole Brain Reference Architecture)
「WBRA(Whole Brain Reference Architecture)全脳参照アーキテクチャ」は、全脳アーキテクチャの参照モデルを記述し,脳型情報処理研究において基盤である。
WBRAは、コネクトームなどを利用してつくられる静的な構成情報で、プログラムとして動くものではなく、脳にに含まれる要素を全て機械学習として実装すればWBAの完成形にたどりつけるという枠組(モックアップ)である。 なおWBRAには大雑把には脳全体のモジュール構成情報を網羅し、さらに脳内だけでなく外界への入出力に結合している。 脳器官の種別としてはヒトに準拠しますが、すべての脳器官、部位を記述するわけではありません。
ロードマップでは、当面齧歯類の認知機能を対象にすることになっているため、言語などに関する機能については言及していません。 接続関係についてはコネクトーム資料(下記 Virtual Brain など)を用いて検証していく予定です。
参考文献:
- [The Cognitive Computational Neuroscience Book](https://grey.colorado.edu/CompCogNeuro/index.php/CCNBook/Main)
- [The Virtual Brain Project | Institut de Neurosciences des Systèmes](http://ins.univ-amu.fr/cross-cutting-research/the-virtual-brain-project/)
- [Cognitive Consilience(脳回路図)](http://www.frontiersin.org/files/cognitiveconsilience/index.html)
全脳参照アーキテクチャ.1472907498.txt.gz · 最終更新: 2016/09/03 21:58 by ymkw