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「WBRA(Whole Brain Reference Architecture)全脳参照アーキテクチャ」は、脳型情報処理研究の基盤となる、全脳アーキテクチャの参照モデルである。 WBRAは、コネクトームなどを利用してつくられる静的な構成情報で、プログラムとして動作するものではない。 しかし、これを参考として構成要素(参照: 脳器官リスト) 機械学習に置き換えれば、WBAの完成形にたどりつけると想定しうる枠組である。 なおWBRAには大雑把には脳全体のモジュール構成情報を網羅し、さらに脳内だけでなく外界への入出力に結合している。 脳器官の種別としてはヒトに準拠しますが、すべての脳器官、部位を記述するわけではありません。

なお、WBA実現のロードマップでは、当面齧歯類の認知機能を対象にすることになっているため、言語などに関する機能については言及していません。 接続関係についてはコネクトーム資料(下記 Virtual Brain など)を用いて検証していく予定です。

参考文献:

  • 全脳参照アーキテクチャ.1472908021.txt.gz
  • 最終更新: 2016/09/03 22:07
  • by ymkw