人工知能の実用例の増加もあいまって、専門家のみならず社会全体で人工知能の安全性や倫理的な設計を行うことに関わる議論の必要性が高まり、また広まりつつあります。
世界最大の技術学会IEEE(米国)におけるThe IEEE Global Initiativeは、一昨年に Ethically Aligned Design (EAD)を作成しました。これにより、人工知能に対する恐怖や過度な期待を払拭し、倫理的に調和や配慮された技術をつくることによるイノベーションを促進することを目指しています。
そして昨年末には、EADが version2に改定公開されたことから、日本においてこれに関連する議論を行う場として IEEE EAD Workshop In Japan が開催されました。
私達NPO法人全脳アーキテクチャ・イニシアティブ(WBAI)もこうした問題には以前より着目しており、この企画を後援することとしました。この問題がより多くの人とともに議論されることを期待しています。
NPO法人全脳アーキテクチャ・イニシアティブ