第12回全脳アーキテクチャ勉強会〜脳の学習アーキテクチャ〜

全脳アーキテクチャ勉強会

第12回全脳アーキテクチャ勉強会

全脳アーキテクチャの構築においては、脳における多様な学習能力に対する理解にもとづいて、機械学習を結合して認知アーキテクチャとして実装する必要があります。
そこで今回の勉強会では計算論的神経科学の第一人者である銅谷賢治先生をお招きし「脳の学習アーキテクチャー」というタイトルでご講演いただき、引き続き、全脳アーキテクチャの関係者とともに神経科学を全脳アーキテクチャの研究開発にどう活かしてゆくかなどについてパネル討論を行います。

報告レポート

 【PDF】第12回全脳アーキテクチャ勉強会報告レポート「脳の学習アーキテクチャ」 
著者:生島高裕、佐藤洋平、吉岡英幸、山川宏

勉強会開催詳細

レポーターを募集しています

ドワンゴ人工知能研究所所長山川宏氏と共著にて本勉強会の報告書作成にご協力いただくレポーターを募集しております(1/8日に募集締め切りました)。報告書の分量は4000~7000字程度とし、ドワンゴ人工知能研究所のテクニカル・レポートとして発行する予定です。

満席の場合でも勉強会の協力参加者として出席できますので、ご協力をいただける方は本ページのお問い合わせよりご連絡ください。

ネット配信について

本勉強会は、ニコニコ生放送にて配信予定です。
http://live.nicovideo.jp/gate/lv248275030

講演スケジュール

司会進行:坂井美帆

18:00 – 18:05「ご挨拶」」(トヨタ自動車株式会社 パートナーロボット部先行開発室 室長 山下勝司様)

本勉強会会場のご提供を頂きましたトヨタ自動車株式会社様より、ご挨拶頂きます。

18:05 – 18:20「オープニング」(ドワンゴ人工知能研究所 山川宏氏)

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18:20 – 19:20「脳の学習アーキテクチャ」(沖縄科学技術大学院大学 銅谷賢治氏)

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文字認識や画像識別など特定機能に関しては人間なみの人工知能が実現されるなか、様々な知識や予測を状況に応じて組み合わせる脳の制御と学習のアーキテクチャは未解明の大きな問題であり、その解明は次世代の人工知能開発にも大きく寄与することが期待される。
この講演では、
1)脳と人工知能
2)小脳、大脳基底核、海馬、大脳皮質の神経回路と学習機構
3)モジュール自己組織化と組み合わせ問題
4)脳のビッグデータと大規模計算のもたらすもの
などについて概説し、議論の種とする。

19:20 – 19:35 休憩
19:35 – 19:40 WBAI創設賛助会員のプレゼンテーション枠

今回は株式会社Nextremer様から簡単な会社紹介に加えて「ニューラルネットワークの画像生成技術」というタイトルで、画像関連の技術トレンドを発表していただきます。

19:40 – 20:35頃 パネルディスカッション「神経科学と全脳アーキテクチャ」

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本パネルでは冒頭に市瀬氏および一杉氏から問題提起を頂き、これらについて主に計算論的観点と記号的観点について議論を行う予定です。

パネリスト:
沖縄科学技術大学院大学 銅谷賢治氏
産業技術総合研究所 人工知能研究センター 一杉裕志氏
国立情報学研究所 市瀬龍太郎氏
モデレータ:
ドワンゴ人工知能研究所 山川宏氏

21:00 – 23:00 懇親会(自由参加)

会場近辺のお店で、有志による懇親会を行います。
トヨタ様会場にて勉強会終了後、懇親会会場をアナウンス予定です。

次回勉強会開催時にメールでお知らせします。

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