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NPO法人 全脳アーキテクチャ・イニシアティブ(WBAI)

NOP法人WBAIは,WBAアプローチの発展を推進する組織であり,WBAアプローチのミッション・ステートメントを踏襲し,WBA中心仮説にコミットしています.

 ※ 全脳アーキテクチャという概念の一部

ここでWBAアプローチそのものは,必ずしもコミュニティによる開発を志向することを限定していません.

しかしながら,NPO法人WBAIは公益性を持つ組織であり,なおかつ多様なAIに関わるリスクへの配慮から,国際的にみてオープンな形での汎用人工知能の開発が期待されています.

こうした背景からWBAIにおいては,WBAアプローチのミッション・ステートメントを実現するために,全脳アーキテクチャ中心仮説を起点として,エンジニアを中心としたコミュニティにおいて分散的かつオープンに開発をおこなうことを目指しています.

WBAIが今後目指すべき研究組織の全体像としては全脳アーキテクチャ中心仮説における「①脳器官モジュールの研究開発」の規模が圧倒的に大規模化することを期待しています.一方で脳器官モジュールを統合する「②脳全体の統合機能の研究開発」は自発的に推進されることはないので,当NPOを法人において主導しようとしています.

NPO法人を設立する構想は,2014年12月26日(木曜日)に開催された第9回WBAP全体会にて合意された. その後,2015年4月6日(月曜日)にWBAI設立総会が開催され,2015年8月21日に創設された.

  • 長期継続:完成時期(2030以降)に向け,継続的な目標堅持
  • 公益性:   研究成果を論文発表などで公開(ソフトウェアはオープンライセンスを基本とする)
  • 関連分野連携: AIを軸に神経科学,認知科学,機械学習等複数の学術分野の交流促進
  • 人材育成: WBA研究開発に必要な,複数分野の知識を備えた人材の育成
  • 基盤研究:  機械学習の結合プラットフォーム,汎用技術の評価法,シミュレータ/データの準備等の研究環境構築
  • 啓蒙活動: 次第に隠蔽される最先端AI技術の透明化により,人々が AIと歩む未来を創出する素地を醸成する
  • wbai.1443917953.txt.gz
  • 最終更新: 2015/10/04 09:19
  • by ymkw